ーデジタル時代のビジネス傭兵ー

OfficeNoMad

 Work - 02

 組織内外のつながりを創出する、

 研修プログラムの企画・実行

 Work - 02

 組織内外のつながりを創出する、

 研修プログラムの企画・実行

OMOプロジェクト

概要

新潟県職員時代に業務外でアイデアソン型研修プログラムを企画・主催。メンター、コーチ、審査員には民間の方にも入ってもらい、官民協働の場を創出しました。

背景

新潟県職員として約2年働いた頃、「県職員は物事を難しく考えすぎていないか?」「実行力はあるが問題発見力=『問う力』が弱いのではないか?」と感じていました。同じ頃、友人に誘われ「3日間で起業する」をテーマとしたイベント、Startup Weekendに参加。とてもおもしろく、また仕事に対する刺激を得られたと感じた経験から、「本来公務員としてやるべき社会問題の発見・課題解決の力を養うには、シンプルな問いを立てることが大切なのでは」と考え、県職員や行政職員向けにアイデアソン型研修プログラムを企画することとなりました。前例のないことだらけの企画で、進行は難航し一時は中断したものの、庁内外の方々にフィードバックやヒントをもらい、実際に進めていくこととなりました。

目的

・行政職員が社会の中で自らが取り組むべき問題を発見し、課題として設定、その解決方法をチームで考えられるようにすること(Vol.1) ・行政職員が働き方改革によって増えた余暇の中で、自分自身が解決したい課題に向けたアクションを取れるようにすること(Vol.2)

課題

・「行政職員による行政職員のためのプログラムとしてどのようなものが良いか」を考えること(Vol.1:当初はStartup Weekendそのままのプログラムで考えていたが、ゲストからの指摘もあり再考が必要となった)
・プログラム実行にあたって相当なマンパワーを必要とすること(Vol.1、Vol.2共通)

成果

・業務外で金土日の3日間を拘束され、かつ参加費は7,000円という安くない価格設定だったが、目標としていた40人の参加者を集められたこと(Vol.1) ・参加者の行政職員からのコメントで、「業務の中でなぜそれをやるのか、本当にそれをやるべきか」といった「問い」を持っている職員がいたことがわかったこと(Vol.1) ・ゲストやコーチ、メンターなど民間から見た行政職員の持つ考え方の傾向が見えたこと(Vol.1) ・行政職員と民間、学生合わせて54名の参加者を集められたこと(Vol.2) ・終了後も参加者で休日を使って活動しているチームがあり「休みの日にどんな活動をするのか」という問いに対する成果になったこと(Vol.2) ・プログラムを通じて多くの行政職員や外部メンバーのつながりができたこと(Vol.1、Vol.2共通)

フロー

#環境・リソース・課題分析

自分自身が県庁職員として働いてきた中で感じてきたこと、Startup Weekendに参加したことで感じた行政職員の課題を整理。県庁内の仲間からもアイデアや力を貸してもらい、プログラム進行の人員や会場を確保のための戦略を立てることができました。

#企画書・提案書作成  

当初はStartup Weekendのような企業イベントを考えていましたが、ゲストからのアドバイスもあり、ファシリテーターのIdea partnersの山本さんとともにプログラムを再検討。行政職員向けプログラムに修正しました。

#外部人材アサイン

ゲストやコーチ、メンター、ファシリテーターとして民間企業と、他県の行政職員の方に依頼。審査員の人選では「公務員が審査されたいと思う人」が大事だと考え、
(1)総務省官僚/よんなな会代表 脇雅昭氏
(2)シンクボード株式会社代表取締役/山倉あゆみ氏
(3)株式会社CAMPFIRE取締役/髙村純一氏
に依頼。
企画書を元に丁寧に趣旨を説明し、今回初めてお声がけした方も含め快諾いただきました(Vol.1)。
その後開催したVol.2では、
(1)月刊『ソトコト』編集長/指出一正氏
(2)(株)グランドレベル 代表取締役社長 田中元子氏、リサーチャー/ディレクターの大西正紀氏
(3)株式会社バウハウス肥田野正明氏
を審査員に迎え、ゲストとして当時県庁の「働き方管理部」トップを勤めていた佐久間寛道氏にも審査員として参加いただきました。

#組織内外との折衝

県には自己啓発研修という形で企画書を作成、提出し、研修費用の補助(3万円)と、会場として県庁内の会議室を使用できることになりました。外部人材への謝礼やフライヤー作成等の費用など、開催にあたって必要な費用を算出し、それを元に参加費や収支計画を試算、決定しました。

#PR計画・資料作成

ロゴやフライヤーを外部デザイナーに依頼し作成しました。またSNSを中心に、企画を作り込む過程から、当日の様子までリアルタイムで情報を発信し、参加者や見学者を巻き込むようなファンマーケティングの観点を意識した情報発信を行いました。また、広報担当という立場を活かし、取り組みの独自性や新規性が客観的に分かるような報道資料を作成し、県政記者クラブへの投げ込みを行うなど、コストをかけずにメディアに取り上げてもらえるようなPRを行いました。

#実行シュミレーション
#現場システム構築・調整

前職でのイベントの経験から当日までの流れをシミュレーション、イベント準備、広報、実行のために必要な作業の洗い出しと人員配置を検討しました。

協働者から見た高橋智計

協働者から見た
高橋智計

どんな難題にも解を出し前に進めるビジネス・アクセラレーター

どんな難題にも解を出し前に進める
ビジネス・アクセラレーター

山本一輝さん Idea partners|代表 / Inquiry合同会社|CEO

山本一輝さん
Idea partners|代表 / Inquiry合同会社|CEO

高橋さんと協働したことは色々ありますが、やはりOMO Niigataですね。公務員のマインドを変えるための取り組みとして2回行い、その後の新潟に大きな影響を与えたように思います。公務員時代にお会いしましたが、高橋さんは仕事の速さと勢いだけでなく、想定外の方向から出てくるアイデアや斬新な切り口での提案に、公務員とは思えない卓越したセンスを持っているように感じました。敵を作ってでも自分がこだわることを貫く意志の強さや義理堅い一面もあり、またいっしょにおもしろいことを仕掛けていきたいと思いました。

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