ーデジタル時代のビジネス傭兵ー

OfficeNoMad

 Work - 01

 前例のない企画実現と、

 持続的なメディア運営体制の構築

 Work - 01

 前例のない企画実現と、

 持続的なメディア運営体制の構築

新潟のつかいかたプロジェクト

背景

新潟県の広報広聴課で広報係を担当していた1年目、首都圏の方向けに新潟県の魅力を発信するという事業を担当することになりました。 これまでの情報発信はラジオ、雑誌とマスメディアが中心だったため、ターゲットを明確にした能動的な発信がやりづらいことと、どれくらいの人に見てもらえたかという効果検証ができないことの2点を課題として感じていました。 そこで、Webサイトを作成し、SNSでの情報発信を行うことで、ターゲットに対するマッチングと効果検証が可能になるという仮説を立て、新潟県の魅力を発信するWebメディアの立ち上げを企画しました。

目的

・首都圏向けに新潟県の情報発信を行いターゲットに情報を届けること

課題

・当時、広報業務においてWebの活用が十分にできているとは言い難い状況で、Webサイト構築や記事の作成、SNS広告に予算を割くという考え方がなく、内部にWebサイトやSNSの必要性を説明することが必要
・県のポータルサイトということで、広く県内から情報を取ってくる必要があったが、そのような仕組みがなかったこと
・異動や退職等、たとえ自分自身が離れても、新潟県の情報発信が継続できる仕組みを作ること

成果

・新潟県の観光・グルメ・歴史などの情報発信に役立つWebサイト「新潟のつかいかた」を作ったこと ・委託先企業と協働し継続的に運用する仕組みを構築したこと ・業務内外で培った自身の人脈をフルに活用し、県内各地のキーマンから情報収集できる仕組みを構築したこと ・Webサイトの構築に際して、前例のない規模でのプロポーザルにおいて、最大限の提案幅を持たせた仕様書を作成したことにより、組織内でその後も踏襲されるような取り組みになったこと

フロー

#環境・リソース・課題分析

既存の首都圏向け情報発信事業として、女性向け情報誌への広告記事掲載と、ラジオでのタイアップ番組の制作を行っていましたが、どれだけの人に情報が届いているかが可視化できていないという課題がありました。PVやユーザー数などが可視化でき、効果測定を行いながら運用ができるWebコンテンツにシフトした方が良いのでは、と考えましたが、Webサイトの構築やSNS広告に予算をかけるという考え方がなかったため、どのように内部説明するかを検討しました。また、制作を委託する企業や、県内から広く最新の情報を収集する体制を構築するために、これまでの自分の人脈をフルに活用する必要がありました。

#企画書・提案書作成  

女性向け情報誌とラジオ番組での広報業務を統合し、首都圏在住のユーザーをターゲットにしたWebコンテンツによるPR戦略を立て、Webサイトの制作体制を検討。その際、東京に住んでいた自分だからこそわかることも盛り込みました。

#外部人材アサイン

プロポーザル(企画競争入札)形式で広く提案を公募することになりました。従来のプロポーザルでは仕様書の形式がガチガチに固められており、自由な提案がしにくいという課題がありましたが、なるべく幅を持たせた提案ができるよう仕様書を設計。前職・出版系の企業で培った人脈・経験をもとに広く提案者を募り、結果として13社から提案をいただきました。

#組織内外との折衝

前例のない新しい企画を通すため上司からもアドバイスをもらい、内部向けの資料を作成。また、県庁内の立場と委託側の立場、両方の事情を理解しているという立ち位置で、情報発信のプロである委託先からの提案や記事が、庁内の意見によって陳腐になってしまうことのないよう、アウトプットのクオリティに最大限の注意を払い調整を行いました。

#PR計画・資料作成

ストーリーづくりやコンテンツづくりの一環として、県外のインフルエンサーを招聘したモニターツアーを企画。粟島浦村役場、観光協会の人など島内の方々にも協力してもらい、ツアーの旅程を策定しました。また、SNS映えする企画として、新潟市内から料理人やミュージシャンに同行してもらい、その日に島で捕れた魚を使い、生演奏を聴きながらライブキッチンを楽しんでもらうなどオリジナルのプランを企画、実行しました。

#現場システム構築・調整
#マニュアル作成 

委託先であるマガジンハウスの中で、制作の中心となった山尾信一さんと二人三脚となってサイトのコンテンツを検討。クオリティを上げていくには外部のプロの声を受け入れていくことが大切という思いから、県庁内部の目線・考え方だけで行うのではなく、中と外、両方の目線・考え方を持って行うようにしました。またこの時、今後異動や退職などで自分自身が離れても、新潟県の情報発信が継続できるような関係性で仕事をすることも心がけて進め、マニュアル作成も含め体制を構築しました。異動がつきものの公務員ですが、自身がいなくなった後も持続可能なプロジェクトとして残るように意識しました。

協働者から見た高橋智計

協働者から見た
高橋智計

見た目は狂犬、心は忠犬。プロとして全うする筋の通ったマッドドック。

見た目は狂犬、心は忠犬。
プロとして全うする筋の通ったマッドドック。

山尾信一さん 株式会社マガジンハウス|ディレクター

山尾信一さん
株式会社マガジンハウス|ディレクター

自治体ポータルサイト「新潟のつかいかた」の立ち上げと長期的な視点での運用をともに取り組みました。ダイナミックに動く人だなということが今でも変わらない印象です。当時、自治体職員でこんな人がいるのか!と思った衝撃はありましたが、できる公務員に共通の何かを感じました。

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